ブログとサイトの違いが分かれば、情報発信の中心をサイトに絞り込む事が出来ます。絞り込んだら、次にする事は「集客」です。しかし、この「集客」ほどやっかいなものはありません。リアルな店舗で商売をされている経営者の方ならお分かりでしょうが、チラシ・DM・CM・看板等々、広告費を多く掛ければ集客率は増えます。分かっていても、何とか費用を抑えてサイトを運用したいと考えるのが、中小企業や個人経営者の方の実状ではないでしょうか。であれば、短期戦略の広告宣伝とは違い、地道に新しい人を集客し、少しずつリピーターになってもらう口コミによる長期戦略しかありません。
「口コミ」と言われて、一番最初に思い浮かぶのが、ブログやツイッターを利用した人の口コミですよね。そして、忘れてはいけない重要な口コミがもう一つ。それは人の目には見えず、ネットを影で支えるサイトとサイトのリンクです。検索ロボットの口コミとも言われる検索結果に、誰もがきっと一喜一憂するはずです。
「検索エンジン対策(SEO)をすれば、人は必ず来ますよ」と、「SEO対策=集客だ」と声高らかに営業を受けた方もいるのではないでしょうか。上位表示のみを誇張したSEO対策は、検索エンジンの盲点を突いた無意味な外部リンクなどの違法行為(スパム行為)を生み出しました。Googleは、警告しています。「強引なSEO対策は、ペナルティーの対象になる」と。そして「魅力的なサイトは、自然に認知が広がる」と、Googleの公式ガイドラインは、そう説明しています。日々検索エンジンは進化を続けています。googleが提唱する「質の高いサイトづくり」こそ、SEOを意識する必要のない最強のSEO対策でしょう。
人通りの少ない露地から、人通りの多い国道に店が移動するように…。
そして、若者向けの洋服を販売してる店が、若者が集う繁華街に移動するように…。
良いお店は、その評判と共に、自然の流れのまま、人の目に触れる事になります。
検索ロボットへの自然なSEO対策を心がけながら、ブログなどのソーシャルサービスの活用は理に叶っています。時間の経過と共に、人の口コミがじわじわと拡がっていきます。そして、Amebaであれ、FC2であれ、Yahooであれ、そこにブログを作り、自社のサイトにリンクを張れば、SEO対策にとって、とてもありがたいビックドメインからの大切なリンクが一つもたらされます。
口コミによる長期戦略で、サイトの運営を始めよう!!
そう心に決め、ここはひとつじっくりと、腰を据えようじゃありませんか。半年一年の時間を掛けながら、質の高いサイト作りを目指しましょう。
サイト専用CMS[CPV:contents player value]は、一ページ一ページを作り込める機能が満載です。SEOにとって大切なページタイトルやキーワードなどは、HTMLを知らなくても編集が出来るようになっています。見出しタグの構文間違いを起こさない仕組みにもなっています。SEO対策の現場で良く耳にする「ページランク」とは、サイトに対する評価ではなく、ページに対する評価です。一ページを大事に作り込んで行く事で、やがて数十ページの階層を持った優良なサイトに成長するはずです。サイト運営とは、子育てみたいなものです。育て方次第でいろいろな個性が生まれます。それを社風と呼ぶか、ブランドと呼ぶか、イメージはサイトを見てくれた人がきちんと評価してくれるはず。手塩に掛けて育てて下さい。そして、くれぐれも放り出して、悪い子にしないように…。